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水道の蛇口が回らない?原因・対処法や改善する裏技を徹底解説

水道のイラスト

 

蛇口が固くて回りにくいと、水道を使うたびに不便を感じるものです。ハンドルが回らないのは、水周りでよくあるトラブルなのですが、何が原因なのでしょうか?本記事では、蛇口のハンドルが回らない原因と対処法をお伝えします。固い水栓を回す裏技も併せて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

水道の蛇口のハンドルが回らない原因

まずは、水道のハンドルが回らない原因を紹介します。

グリス切れ

グリスとは、半個体または個体状の潤滑剤のことで、部品の接触部分の滑りを良くするために用いられます。新品のときにはグリスがたっぷりと塗られていますが、年月の経過とともにグリスの量が減り、最終的にはなくなってしまうものです。グリスが切れると、ハンドル内部の滑りが悪くなるのでハンドルが回りにくくなります。

部品の劣化

カートリッジやパッキン、内部のネジなどが劣化することで、ハンドルの動きが固くなります。ゴム製のパッキンが摩耗したり、ネジが錆びついたりすることで、部品同士がスムーズに動かなくなることがあります。

ミネラルの結晶化

水道水に含まれる成分には、豊富なミネラルが含まれています。蛇口に水道水がついた場合、時間の経過とともに水分のみが蒸発するため、残されたミネラルにより白い結晶ができます。この結晶が蓄積することで、ハンドルが固まる原因になるため注意しましょう。特に、内部まで結晶が付着すると、ハンドルを回すのにかなりの力が必要になります。

蛇口が固いときの対処法

ここからは、蛇口が固いときの対処法を紹介します。

グリスを塗る

グリスが原因でハンドルが回らない場合、ホームセンターなどで販売されている、水栓専用のグリスを塗布することで改善されます。

パッキンを交換する

パッキンが劣化している場合、新しいものに交換しなければなりません。パッキンの種類は、メーカーや型によってさまざまなので、規格にあったものを間違えずに用意しましょう。

 

パッキンの不具合でハンドルが回りにくくなっている場合、新品の頃よりも強い力を入れて蛇口を開閉しているはずです。その場合、他の部品にも負荷がかかる状態になるため、別のトラブルを引き起こしかねません。パッキンの劣化に気づいたら、早めに対処してください。

蛇口を交換する

蛇口そのものが耐用年数を迎えている場合、蛇口を新しいものに変えることで解決することがあります。蛇口を交換するには、設備を分解したり組み立てたりする作業が必要です。専門の知識とスキルを要するため、業者に相談することをおすすめします。

カートリッジを交換する

カートリッジの耐用年数は、取り付けてから5年ほどです。5年経っていて混合栓が固くて動かない場合、カートリッジを交換してみましょう。必ず型番を確認し、間違えないように注意してください。

固い蛇口を回す裏技

ハンドルが固くて回りづらい場合、タオルをかぶせたり、手袋をしたりして回してみましょう。素手で回す場合と比較すると、手とハンドルの接地面積が大きくなるため、力が伝わりやすくなります。パーツの劣化や錆の状態がひどいと、この方法を用いても解決しないかもしれませんが、症状が軽い場合には、布や手袋を使うことで手軽に回せるはずです。

 

また、再度閉める際には、力いっぱい閉めないようにしましょう。次回開けるときに、相当な力が必要になります。

蛇口が回らないときは業者に相談しよう!

本記事では、水道の蛇口が回らないときの原因や対処法を紹介しました。ハンドルが固くなっているのを放置すると、他のパーツにも負荷がかかるため、新しいトラブルを引き起こしかねません。パーツの交換を安全に行うためには、専門的な知識とスキルが必要です。正確な原因を知り正しく対処するためにも、ぜひ専門の業者に相談してみてください。

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