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【浴槽・修理】穴が開いた浴槽を安く修理する方法|自分で直せる?

 

穴が開いた浴槽の修理はどうする?方法や費用を紹介

 

この記事を読むための時間:3分

 

浴槽に穴が開くと、もう交換する他に方法はないと感じる人も多いのではないでしょうか?しかし、ほとんどの種類の浴槽が、よほどの大きな穴でない限り、修理して穴を塞ぎもう一度使用することができるんです。

 

強度に影響がないほどの小さな穴であれば、自分でDIYで直すことも可能です。しかし、圧力のかかる浴槽の底面や側面などの穴の場合、修理が不十分だと再び破損したり、穴が拡大したりしてしまうこともあります。

 

入浴中の怪我にもつながりかねませんので、浴槽の修理は最終的には業者に頼むようにしましょう。この記事では、穴が開いた浴槽の修理方法と、その費用をご紹介します。できるだけ安く修理費用を抑えたい人は、ぜひチェックしてくださいね。

 

浴槽に穴が開く主な原因

 

浴槽に穴が開くというトラブルは、中々起こらないものだと思いがちですが、意外と多いものです。まずは、浴槽に穴が開く原因を見てみましょう。

 

ものを落とした

 

硬くて重いものを落とすと、穴が開いてしまうことがあります。シャンプーやバスソルトなどが入ったガラスの瓶やステンレスのシャワーヘッド、工具・掃除用具など、浴槽にぶつけると穴が開く可能性があるものは、みなさまのお宅のお風呂場にもいくつかあるのではないでしょうか。

 

経年劣化

 

浴槽に穴が開いてしまう原因で一番多いのが経年劣化です。素材にもよりますが、浴槽の多くは15年〜20年で劣化すると言われています。長く使用しているものは劣化が進んで脆くなっており、軽いものがぶつかっただけで穴が開いてしまうことも。

 

自然と亀裂が入り徐々に大きくなって、穴になることもあるでしょう。15年近く使っている浴槽は劣化が進んでいると思っておきましょう。賃貸の場合は、経年劣化で穴が開いてしまった場合の修繕費の負担について、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

 

製造工程で気泡が入った

 

浴槽の上部に小さな穴がいくつか見られる場合は、製造工程で気泡が入ってしまったミスが原因である可能性が高いです。製造工程で入ったミスが、膨張と収縮を繰り返したことによって、弾けて穴ができたと考えられます。

 

購入してから数年しか経っておらず、ものをぶつけてもいないという場合は、購入元やメーカーに連絡してみましょう。

 

修理方法と費用

 

続いて、浴槽の修理方法と費用をご紹介します。穴が開いた場合の修理方法は大きく「アルミパテ補修と浴槽コーティング」による修理と、「ライニング補修と浴槽コーティング」による修理の2種類に分けられます。浴槽自体を交換することになった場合の費用と合わせてチェックしていきましょう。

 

アルミパテ補修と浴槽コーティング

 

製造過程で気泡が入ったことによってできた穴など、浴槽の強度に影響のない穴は、アルミパテ補修と浴槽コーティングで比較的安価に修理することができます。

 

しかし、強度が出ないため、深い傷や圧力のかかる場所の穴には使用できません。また、全ての素材の浴槽に使用できる訳ではありません。アルミパテ補修と浴槽コーティングで、穴を補修するのにかかる費用は7万〜15万円ほどです。

 

ライニング補修と浴槽コーティング

 

大きめの穴や強度に影響する穴には、「ライニング工法」を利用して補修が行われます。穴の部分を樹脂シートなどで覆い、樹脂などで塗りこんで定着させ、上からパテ材を塗って、表面を綺麗に仕上げる方法です。

 

強度がしっかり出せる方法なので、圧力のかかる底や側面の穴の補修にも活用できます。しかし、高度な技術を要するため、アルミパテ補修と比較すると高額になります。10万〜18万円ほどの費用が発生するでしょう。

 

浴槽を交換する場合

 

大きな穴が開いてしまった場合には、浴槽を交換しなければならないことも。浴槽を交換する際の費用は、浴槽の素材や種類だけでなく、置き型の浴槽なのか壁と一体型のユニットバスなのかによっても変わります。

 

最も安価なFRP浴槽で、リフォーム費込みで10万〜30万円前後。ユニットバスの場合は、浴室の壁や天井までごっそり変える必要があるので、25万〜100万円と高額になるでしょう。

 

自分で直す方法

 

冒頭で、自分でDIYで直すことも可能だとご紹介しました。具体的なDIYでの修理方法もご紹介しましょう。

 

浴槽の穴は、ホームセンターやネットショップで購入できる浴槽用の塗料や、パテ材で埋めて補修することができます。表面の凹凸をヤスリで均し、準備した下塗り材、パテ材、上塗り材の順に、都度乾かしながら塗って穴を埋めていきます。費用は2万〜3万円前後で、作業時間は乾かす時間を考慮して数日かかります。

 

この方法だと、業者に修理を頼んだ場合の半分以下で補修が可能です。しかし、市販の塗料やパテ材は劣化が早く、一年ほどで再度補修が必要になる場合が多いです。また、浴槽自体の強度に影響を及ぼす、破損状態であるにも関わらず、DIYの強度のない補修で済ませてしまった場合、大きな破損を招く可能性があり、返って費用が高くなることも考えられます。

 

まとめ

 

浴槽が穴が開いた場合の修理方法や費用についてご紹介しました。修理方法や浴槽の種類によって費用が大きく変わることがわかりましたね。

 

やはり、浴槽に穴が開くというのは大きな破損です。安全性も考えて、DIYで自分で直すよりも業者に頼む方が賢明ではないでしょうか?この記事を参考に、最適な修理方法を検討してくださいね!

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